レポート
新人フォローアップセミナー報告書
セミナー報告概要
- 日時
- 令和7年1月25日(土)9:30~12:30
- 開催方法
- ZOOM
- 参加者
- 31名
新人フォローアップセミナーへの御参加ありがとうございました。
今回のテーマは「手術室でのもやもやそのままにしていませんか?~手術室での倫理の視点を習得しよう!!~」とし、講義・グループワークを行いました。新人セミナー開催後4か月が経過し、手術看護実践の中で倫理的な葛藤やジレンマが出てきていることが予測され、手術室看護における倫理について学び、今一度患者との向き合い方について考える機会としました。また、この1年を振り返り手術室看護師として成長を実感すると共に2年目に向けて新たな課題を明確にできるように導きました。アンケート結果からも倫理的視点を持ち患者と向き合う事の重要性が理解でき、実践で活用できる具体的な方法を持ち帰ることができたと実感しております。この倫理的感性を各施設で活かせるよう新人スタッフへお声掛けいただきご指導頂くことで臨床実践に繋がると考えております。
今後も新人看護師の成長に役立つセミナーの企画運営に努めて参ります。
アンケート結果
当セミナーをどのように知りましたか

看護師経験年数を教えてください。

講義について「オペ看1年目で知りたい手術室での倫理」の講義時間はどうでしたか?

講義について「オペ看1年目で知りたい手術室での倫理」の講義は参考になりましたか?

その理由を教えてください
- 見慣れた環境になってきており、それが普通と思っている部分があった。
- 日々の業務の中で倫理的問題に目を向けるよう意識していく事が大切であると学んだ。
- 自身が感じていたモヤモヤを解消できた。
- 自分だけがモヤモヤしていると思った事が他の人も同じように思っていて情報共有や解決策に結びつけることが出来たから。
- 普段行われている看護の中で「これってどうなの?」という自分のモヤっとくる場面でどんな倫理が働いているかを知る事ができた。
- みんなが抱えている倫理に対する悩みを共有出来て心強かった。
- 自分が考えた事のなかった倫理的問題に気づくことが出来た。
- それぞれの状況でどの倫理原則に反してしまうのか学ぶ事が出来たため。
- 普段の業務を行う中で、「これはどうなんだ?」と感じる場面に遭遇した際に、自分だけが感じているものなのかと考えてしまう場面もあったが、今回の講義・GWを通して他院の方々も同様に感じており、少しずつ周囲に発信していくことが大切であると考える事が出来たから。
- 働いている中での倫理の視点の持ち方が分かりやすかった。
- 普段気づかなかった倫理問題に気づく事が出来た。
- 自分がモヤモヤしたことの対応策を聞く事が出来た。
- 自身の職場でも色々思うところがあったので共有出来て良かった。
- 自分の施設以外でも、同様の悩みや意見を持った1年目の看護師がいること、対策方法を学べた事が良かった。
- 各病院の対策やモヤモヤが分かって、これからの自分の方向性がわかった。
グループワークの時間はどうでしたか?

グループワーク「①自施設の倫理的問題について」のワークは参考になりましたか?

その理由を教えてください
- 他施設の対応や、他の人の考え方を聞く事が出来て、今後の看護実践に取り入れてみようと看護の幅が広くなった。
- それぞれの施設の違いから生まれる悩みや問題がある事がわかった。
- 倫理的問題に対する色々な解決案を聞く事が出来たから。
- 同じ倫理についての悩みを抱えている人がいると分かった。その解決策や対策も知れて良かった。
- 自施設はもちろんだが、他施設の方のお話を聞くなかで、自施設でも起こりえる・起こっていたと気づく場面もあり、倫理的問題について改めて考え、大切にしていきたいと考える事が出来たから。
- 他の病院での症例を聞く事で自分が経験していない事でもどのように対応すれば良いのかを考える事が出来たため。
- 同様の問題に対して各施設での対応策について知る事が出来た。
- 場所によって、やり方が違って色んな倫理に対応している事に気づいた。
グループワーク「②2年目の目標は見つかりましたか?」

グループワーク「②2年目の目標を教えてください」
- 外回りを行う中で患者とコミュニケーションをとっていきたい。
- 急変対応ができるようになる。
- 根拠に基づいた安全な行動とイベントへの対応が出来るようになる。
- 術前・中・後で患者に看護展開を出来るようにしたい。
- 複雑なオペに入ることになっても努力し続けていきたい。
- 患者にもっと向き合えるようになりたい。
- 新しい診療科に入るため、スムーズな器械だしが出来るようにする。
- 患者に目を向けられる外回り看護師になる。
- 想定外のことが起きても焦らず丁寧な器械出しを行う。
- まだ経験したことのない術式の器械だし・外回りは継続して、一回一回の経験を大切に学んでいき、二年目になることからより、周術期看護として、術後訪問等において、患者さん一人一人の訴えに耳を傾け、必要に応じて病棟看護師と共有するなど対応し、手術室看護師だからこその視点も大切にしていきたい。
- 後輩が入ってくるため分からない事をなくして広い視野を持てるようになりたい。
- 意識下手術の外回り看護師として患者さんとのコミュニケーションやバイタル変動時のアセスメント力向上
- 業務メインではなく患者優先の看護をする。
- 患者さんに目を向けて、率先して患者さんの元に行く。
- 外回りを覚える。
- 自分の技術・知識の向上を目指し、患者さんの立場や思いを尊重した看護をする。
- 術前術後訪問に行き寄り添う姿勢を、 患者さんへの声かけをしていきたい。
セミナー全体について開催時刻はどうでしたか?

セミナーを受けて今後の看護に活かすことができそうですか?

その理由を教えてください
- 看護倫理について学ぶことが出来たので、今後の業務に活かしていきたい。
- 倫理を考えるきっかけになったため。
- 様々な意見を通して何が患者にとって良い看護になるかを考える事ができ、視点が広くなった。一年目で頑張っている人が他にもいる事を知れて励みになった。
- 色々な問題や悩みと対策を学ぶ事が出来たので現場で活かしていきたい。
- 今日聞いた事を患者さんへの対応に繋げられると思うから。
- 手術室ならではの倫理問題と解決について学べた。
- 看護倫理について考え、自分の行動を見直すことが出来たから。
- 改めて倫理原則について学ぶことができ、今後の業務におけるモヤモヤを考え・解消する際のポイントとして活かせると考えたから。
- 患者さんの事を考えるという看護において重要な事を学べたため。
- 先輩にも一緒に考えてもらいたいと思った。
セミナーに関する意見や今後希望するテーマがあれば教えてください。
- 褥瘡対策や皮膚保護など