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2024新人セミナー 報告書
セミナー報告概要
- 日時
- 令和6年9月21日(土) 午前の部 9:30~12:00 午後の部 13:30~16:00
- 開催方法
- ZOOM
- 参加者
- 63名 午前:48名 午後:16名
新人セミナーへのご参加ありがとうございました。
今回のセミナーは、「手術看護入門 〜明日から使いたくなる対話スキル〜」をテーマに開催しました。配属から5か月が経ち、外回り看護実践を経験するこの時期に手術に臨む患者の心理的特徴を理解し、サポートできるコミュニケーション方法を見出すことを目的としました。グループワークでは、他施設の手術室に勤務する新人看護師との交流を交え、自らの体験を振り返りながら同じ悩みを共有する機会となり、アンケートからも良い結果を得ることができました。ZOOM開催であり、多くの地域から参加していただきました。1月には新人フォローアップセミナーも予定していますので、また多くの方の参加をお待ちしております。
アンケート集計結果
- 参加者
- 63名
- 回答者
- 62名
1.参加者について
看護師経験年数を教えて下さい。
手術看護に触れてイメージと業務内容のギャップはありましたか?
その理由(未回答2) コメント60件
ギャップがあったと回答した理由
- 想像以上に患者さんと関わる機会は少なく、コミュニケーションが難しいと感じた。
- 器械や疾患、解剖整理など覚えなくてならないことが想像以上にあった。
- 想像していたことより手術室でやるとこがたくさんあった。
- 器械出し以外の仕事もたくさんあったこと。
- 自分が思っていたよりも求められる知識と技術の量が多かった。
- 器械展開業務のことなど全く知らなかった。
- 思っていたよりも、患者さんと話す場面が多かった。
- 医師から言われたものを渡すではなく、術式や解剖をしっかり理解した上でないと器械出しを務めることはできないことを働き始めてから実感した。
- 腹腔鏡やダヴィンチ手術が多く、器械に加えデバイスの使い方や操作方法も多く覚えないといけないところ。
- 想像していたより、患者とコミュニケーションをとる機会が少なく、短時間で寄り添えるような言葉かけが必要だと感じた。
- マニュアル通りにはいかない。臨機応変な対応が必要。
- 器械洗浄までしているとは思わなかった
- 最初は器械だしの方が大変なイメージがあったが、実際に行ってみると手術の進行もみながら患者さんの状態も見て先読みをして常に考えながら行動することが求められる外回りの方が大変なことがわかった。
- 器械出し、外回りだけでなく術前訪問や術後訪問も行うこと。
- 外回り看護師の役割についてはあまりイメージがなかった
- 手術看護師は直接介助の役割のイメージが強かったですが、外回りや記録,他職種との協力で成り立っていると学びました。
- 役割分担がされており、スタッフが阿吽の呼吸で流れるように業務がされている。
- 学校でも手術室看護に触れてなかったので初めての体験が多かった
- ベテラン看護師が多く教育が充実している。頼りやすく安心して手術に関わることができている。
- 手術だけでなく、部屋の準備や機械集め、部屋の片付けがとても大変だったこと。
- 掃除から始まって物品の補充など役割以外にもやることが多くて驚いた。
ギャップがなかったと回答した理由
- イメージしておいたのと概ね同じ仕事内容だった。
- 実習で手術室を見学した際のイメージと差はなかった
- 特殊な場所でイメージ通り大変なところ
- 実習で学んだ事があったため、ギャップはあまりありませんでした。
現在はどんな手術室業務をしていますか?
2.講義について
講義について質問です。「手術看護入門~明日から使いたくなる対話スキル~」の時間はどうでしたか?
講義について質問です。「手術看護入門~明日から使いたくなる対話スキル~」は参考になりましたか?
3.グループワークについて
グループワークについて質問です。グループワークの時間はどうでしたか?
グループワークについて質問です。グループワークの事例検討は参考になりましたか?
グループワークについて質問です。印象に残った場面を他施設の看護師と共有できましたか?
4.セミナー全体について
セミナーに関しての質問です。当セミナーをどのように知りましたか?
セミナーに関しての質問です。開催時刻はどうでしたか?
セミナーに関しての質問です。セミナーを今後の看護に活かすことができそうですか?
その理由 コメント33件
- 色んな経験した内容を聞くことができて知識の幅も視野も広がった。
- 対話スキルはあまり臨床で学ぶことがないので、改めて深く考えることが出来た。
- 向上心を持って手術看護を学んでいきたいと、改めて思うきっかけになった。
- コミュニケーションで困ったことが多かったので今後に生かしやすかった。
- 日常業務の中で学ぶことは手術に関することが多く、手術室看護師に特化したコミュニケーションスキルを学ぶ機会がこれまであまりなかった。
- オペ室の中でコミュニケーションをとる時間は限られるのでその中で患者と信頼関係を築いていく必要があると感じた。
- 術前訪問での声掛けなど活かせる場面が具体的に思い浮かべられた。
- セミナー・グループワークでの対話スキルが自分にもできそうという自信が持てた。
- 他の病院の方と交流でき、様々な話ができた。
- 患者さんの悲観的な訴えに、どう声がけが大切か知ることができた。
- コミュニケーションの取り方のポイントが改めて理解できた。
- 術前、術後訪問を行ったことがないので、ステップに沿ったコミュニケーションのイメージが難しかった。しかし、タッチングや目線を合わせるなど、患者さんとの関係を構築するためのスキルはとても参考になった。
- 具体的な実践方法をグループワークやその発表で共有できたため、似たような状況に自分が立ち立合った際にセミナーで出た意見は実践しやすいと思った。
- 患者と徐々にコミュニケーションを取る機会が多くなってきて元々コミュニケーションが苦手なので、困り始める時期に今回のセミナーで共有できた。
5.意見や希望するテーマ
コメント8件
- すごく楽しく学べた
- 有意義な時間を過ごせました。他の病院の新人教育の方法について知りたい。
- このような新人看護師が安心して受けられるセミナーがあり、他にもいろんなセミナーに受けてみたいと思った。
- 外回り看護について
- 全身麻酔 3要素について
- 器械出しとして器械の使い方やコツ、勉強方法などをやってほしかった。開催時もそれに応じて5月くらいにあるとよい。
- ファシリテーターがおり、おかげでグループワークの内容などの疑問点が最小限になり、スムーズに意見交換ができた。
以上